辛いことが多い婚活。
申し込んでもお断りが続いたり、逆に相手を断らないといけないこともあったり。
仕事が終わった後も相手と連絡をとって、休みの日もデートに行かないといけない。
お金も時間もかかる。
そんな大変な婚活ですが、悪いことばかりではありません。
婚活経験者として、今振り返ってみるとこんな良いことがあったなぁと最近思うことがあります。
「こんなこと言われなくても知ってるよ!」という内容もあると思いますが、思いついたものを書いておきますね。
出会いの数が増える
毎日、職場と家の往復だけでは、なかなか異性と出会える機会なんてないです。
ましてや、自分と同世代で結婚を希望している異性となると、身近で探すのは難しいです。
私は男性の少ない職場だったので、職場での出会いはまず無理でした。
もし、友達や誰かに良い人を紹介してもらったとしても、その人と連絡を取り合ってデートをしても上手くいかない場合がありますよね。
そうなると、また別の人を紹介してもらわないといけなくなる…。
でも、自分から進んで婚活をした場合、婚活サイト(アプリ)、婚活パーティー、結婚相談所などに登録すると、たくさんの異性と短期間で出会うことができます。
出会いの数が増えるので、それだけ自分が結婚したいと思える異性とも出会いやすくなります。
結婚までのプロセスが短い
婚活をすると、お互い結婚を意識している同士なので、結婚までの流れが早いです。
お付き合いが始まって、ある程度相手の人となりがわかってくると、次のステップに進みやすいです。
お互いの両親に紹介して、両家顔合わせをして、入籍して結婚式を挙げて…というように、早い人だと婚活をして半年~一年で結婚できます。
婚活は結婚までのプロセスが短いので、実際にやってみてすごく合理的なシステムだなと思いました。
こう書くとなんだか夢が無い言い方ですけど…。
でも、婚活も普通の恋愛結婚と同じように、異性と出会って結婚することには変わりないので、私は婚活を経てからの結婚でもいいんじゃないかなと思いますね。
色々な職種の異性と知り合える
あと、婚活をすると色々な職種の異性と知り合えます。
普段の自分の身近な生活圏では出会えない、異業種の人たちと知り合えるんです。
これってすごいことだと思いませんか?
相手とメール(LINE)で連絡をとっているときや、実際にお会いしてデートをしているとき、仕事の話をしますよね。
お互い同じ職種だった場合は、「わかります!○○が大変ですよね~」って共感して意気投合したり、まったく異業種の方のお話を聞いたときは知らないことばかりなので、「へぇ~そうなんですね!」って興味深くて面白いですよ。
私が婚活をしていたときに出会った方で変わったお仕事をされていたのが、造船関係の方でした。
進水式についてや、造った船がどんなだったか写メを見せてくれて、初めて聞くお話でしたので興味深くて面白かったです。
一生で一度きりの貴重な体験
婚活が終わってみて、これまでを振り返ったときに、一生にこんなにたくさんの異性と出会ってデートをすることってもう無いだろうなと思いました。
婚活での出会いは一期一会。
たくさんの異性と出会いますが、結婚するのはその中のただ一人です。
他の方たちとはお別れして、おそらくもう会うことはないんです。
もしかしたら、気が合った相手とはただのお友達になる場合もあるかもしれませんが。
たくさんの男性との出会いと別れをくり返して、メール(LINE)を送り合って、休みの日に映画を観に行ったりドライブに出掛けたり。
中には傷つくことを言われたりされたりして、ときには嫌なこともありましたが、今思い出してみると貴重な体験だったなと懐かしく思います。
そして、婚活で出会った男性たち、趣味の話で盛り上がった方や付き合うかどうか最後まで迷った方、彼らとはもう会えないんだ…と思うと、少し寂しく感じます。
最後に
婚活が終わったから、冷静に客観的に『婚活ってこんな良いことがありますよ』って言えるんですが、実際に婚活をしている最中ってそんなことを感じる余裕なんてないですよね。
私も早く婚活終わってほしい!もうやだ!って弱音を吐いてばかりでしたので。
でも、本当に婚活って結婚をしたい人にとってはすごく合理的で良いシステムだと思います。
もちろん結婚がゴールじゃなくて、その後の相手と一緒に生活を続けていくことの方が大事なんですけどね。
とにかく、婚活も悪いことばかりじゃないなと振り返ってみてそう気付いたので、今婚活を頑張っている人に伝えたいなと思いました。